中古住宅を購入し、リノベーションして住むという選択をするケースが増えている。
しかし、中古住宅を購入する際の不安な点として「建物の傷み」「住んでからの修繕」
「物件の購入手続きや住宅ローン手続きが分からない」という声が多い。
そんな不安を払拭してくれる広島県工務店協会のサービス住宅診断「安心じゃ検ひろしまR住宅」と
「中古住宅購入リノベーションサポート」を紹介しよう。
はじめてリノベーションをするとなると、何から始めればいいのか、どのような流れで進めればいいのか分からず、不安なことばかり。
「やって良かった」と思える満足できるリノベーションをするには、リノベーションの流れを知っておくことが大切。「いつ」「何を」すればいいのかを把握して、スムーズにリノベーションを進めよう。
電話やホームページから連絡するか、またはモデルハウスやショールームに訪問を。思い描いている「理想の暮らし」を伝えよう。
プロの目線で家の計測・調査を実施。住まいの問題点をしっかり理解し、その上で悩みや要望を相談しよう。
これまで伝えた予算や要望に添ったプランを提出。プランニングは納得がいくまで、何度でも行ってもらおう。
プランや資金計画を再度確認した上で、契約書に捺印し、工事請負契約を締結する。手続きや申請などで、分からないことがあれば必ず相談しよう。
工事前は近隣への挨拶を行い、現場ではマナーを守って工事を行う。工事中に気になった点は、その都度担当者に伝え、やり取りは記録しておくと安心。
完成後の厳密なチェックを終えると、立ち会いのもとでお引き渡しを行う。その際にもらう書類は、大切に保管しておこう。
リノベーション後は快適で安全な暮らしができるよう、住宅会社とは長いお付き合いを。万一の急なトラブルに対応してもらえるのかも確認しておこう。
中古住宅を購入する際に不安を感じるのは、「建物」と「支払い」についてだ。
この2つの不安を払拭し、中古物件をリノベーションして注文住宅のような仕上がりの家を手に入れるには、どうすればいいのか?
中古リノベーションに詳しい担当者に正しい進め方を教えてもらえれば安心して中古住宅購入リノベーションを進めることができる!
本誌で紹介するトピックスは、「中古物件購入前」に行うことばかり。そのため、物件探しを始める前にポイントを押さえておこう!
建物に対する安心
住宅診断(ホームインスペクション)とは、専門家が住宅の外回りや室内の状況について、第3者の立場で目視や検査などの調査を行い、欠陥の有無、補修・改修が必要な箇所やその時期などを客観的に示すもの。
その報告書は「住まいのカルテ」となり、1度行っておけば、「いつ」「どの程度」のメンテナンスをすればよいかの判断材料となるのだ。
広島県工務店協会では、一般的なホームインスペクションの基準よりもさらに診断の精度と品質を高めるために「安心じゃ検ひろしまR住宅」に基づいた診断基準を取り決めている。基本的には1構造耐力上で主要な部分(基礎・壁・柱など)2雨水の浸入を防止する部分(屋根・外壁・開口部など)を目視や計測などで調査するが、「安心じゃ検ひろしまR住宅」の場合、さらに3床下の点検、4リフォーム提案、5耐震診断にも対応をしてくれるのが特徴だ(3・4は基本プランに含まれる、5はオプション)。
こんな部分をしっかり調査します
基礎
土台・床組
床
柱・梁
外壁・軒裏
内壁
小屋裏
シロアリ被害
腐食や腐朽
外壁
軒裏
バルコニー
内壁
天井
小屋裏
屋根
シロアリ被害
木部のカビ・腐朽
給排水管などの水漏れ
リフォーム提案
耐震診断
建物に対する安心
広島県工務店協会には地域の優良工務店が集まる。その協会が推奨する「安心じゃ検ひろしまR住宅」には、一般的な住宅診断にはない3つのメリットがある。
一般的に床下の点検は行わないが、専門器具を使って「基礎の量」「シロアリ被害」「腐朽の有無」を入念に調査してくれる。
工務店が調査から工事まで一貫して行うため、住宅診断結果を基にしたリフォームを提案してくれる。
有資格者が住宅診断を行い、その上耐震についても相談できるので安心だ。補助制度の申請サポートまで対応してくれる。
支払いに対する安心
「支払い」に関して、知らずに損するのは絶対に避けたいところだ。住宅購入とリフォームの一体型ローンで総支払額を安くするには、いつ、誰に相談すればいいのだろうか?
建物に対する安心
支払いに対する安心
中古住宅であっても一定の条件を満たした物件には住宅ローン減税が適用される。
ここでは、その条件において重要な「瑕疵保険」について押さえておこう。
「瑕疵(かし)」とは、契約に従って実行したものの、約束どおりの「性能」「品質」が確保できていないことをいう。住宅における瑕疵保険は、住宅の購入や住宅の建設工事、リフォーム工事に際して、
「重大な欠陥」から消費者を守るための保険だ。
新耐震基準での確認申請がなされている物件、または昭和58年4月1日以降の新築登記の物件であれば、瑕疵保険を付けることにより、「住宅ローン減税」を利用することが可能になる。新耐震基準以前の木造住宅については、耐震基準適合証明書を取得できれば利用可能となる。
[上記の減税シミュレーション表条件]
土地面積:100m²(築20年木造戸建て)/建物延床面積:120m²/リノベーション費用:1000万円/物件購入価格:2000万円(土地1300万円、建物700万円)/固定資産評価額(土地950万円建物490万円)/借り入れ額:3000万円/年収:600万円/扶養:妻、子ども2人/返済期間:35年/適用金利:1.87%(固定)/所得税額:約16万円/住民税額:約27万円瑕疵保険契約:1年500万円(100~125m²)瑕疵保険料、検査料は概算で算出
耐震基準適合証明書でも住宅ローン減税が適用できる!
瑕疵保険加入以外の方法として「耐震基準適合証明書」を取得すれば住宅ローン減税が適用となる。耐震の評点が基準以下の場合は耐震リフォームをすることで取得が可能だ。ただし、不動産売買契約前の確認が必要なので、必ず事前に相談をしよう!
地域の「家守り」である工務店は、引き渡し後もずっと住まいのかかりつけ医としてメンテナンス対応まで面倒を見てくれる。末永いお付き合いができるから、物件選びや資金計画のアドバイスも親身になって対応をしてくれる。
地域の優良工務店が、描いているライフスタイルやリノベーションプランから最適な物件を探す手伝いをしてくれる。リノベーションの前後にある不動産購入や資金計画、住宅診断、補助金や保険の手続きまで、「安心じゃ検ひろしまR住宅」の登録工務店なら1つの窓口で手配することが可能だ。リノベーションを取り巻くはじめから最後まで、ワンストップで対応できることが、お客様にとって安心で快適な暮らしを提供することにつながっている。
お問い合わせ
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お申し込み
しつこい営業は行いません。見積内容にご納得いただければお申し込みください。
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日程調整
当社からお客様へ、検査日程についてお電話をさせていただきます。
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検査実施
ホームインスペクターが建物の状態を調査(通常2~3時間)。診断結果をご説明します。
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結果のご報告
検査の7~10日後、詳しい調査内容を報告書として提出します。
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アフターフォロー
気になることは何でもご相談ください。診断後のアフターフォローも万全です。
・広島市
旭ホームズ株式会社
IKEHOUSE(株式会社池芳工務店)
佐々木順建設株式会社
株式会社田村建設
株式会社大喜
橋本建設株式会社
・呉市
高橋工務店株式会社
東広島市
豊北木材工業株式会社
安芸高田市
しおた工務店(有限会社塩田工務店)
・三次市
M’sホーム(マスダランドビル株式会社)
(一社)広島県工務店協会中古流通ワーキンググループ
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